神経圧迫のケースをよく書いてますが・・・
「あまり痺れと関係ないじゃないの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、
神経圧迫の症状はどう出るかはその時次第です。
痛みで出る場合もあるし、なんとなく力が入らない、等の症状が出る事もあります。
そして、その症状がそのまま続くかと言えば、そうでもありません。
何かの加減でそれが痺れで出てくる可能性はあります。
また、神経圧迫があると必ず皮膚感覚が鈍くなるかというと、必ずしもそうではありません。
皮膚感覚は正常でも、筋肉の全く反応できないというケースも多いのです。
ですから、神経圧迫が見つかれば、できるだけ除去しておくのがベストなのです。
ほとんどの方が、「これぐらいの症状だったら何とか我慢できる」と思いがちですが、
今後どういう症状になるかは本当に判らないのです。
肩・首こりの常連さん、仙椎1番に神経圧迫
首と肩のこりで来られている50代の男性。
一度チェックしてみましょうという事で、調べてみると左仙椎1番に神経圧迫。
そのせいで腓骨筋や長趾伸筋に力が入らない。
3年前に入院されていた時に看護士さんが気付いて、電気療法など色々してくれたそうだが効果はなかったらしい。
ジェルフィッシュテープを貼ってもう一度筋機能を検査すると、ちゃんと機能していた。
本当にこのテープは助かる!(^^)!
右腰椎・仙椎フルコース
昨日は区民運動会でテーピングサービスをしていて、近所のおばちゃん(70歳)が「右脚と右腕に痺れがある」とやってきた。
右腕は肩頚腕症候群、特に棘下筋の問題だったが、その場ではテーピングしできないので手技で棘下筋の状態を改善しておく。
右脚の方は調べてみると、腰椎1~5番までと仙椎1番に神経圧迫、全てにジェルフィッシュテープを貼っていく。
そうすると、最初小趾の方に感じていた痺れが内側に感じるようになったらしい。
「えっ!!」という事で仙椎2・3番も調べてみると、ここも神経圧迫あり。
そこにもジェルフィッシュテープを貼るとかなり痺れが治まる。
その後おばちゃんの歩いているのを見ていたら、左足よりもむしろ右足の出が良くなっていて、競技でもしっかり走れていたからかなり改善したのだろう。
「痺れに効果抜群!」 京都府京都市伏見区 楽水庵のホームページ
肩頚腕症候群の男性
高槻からお見え。
2~3年前から左肩から上腕部に掛けての鈍い痛みと痺れを感じておられる。
寝違いも頻繁に起こすそう。
頚椎伸展テストや他の頚部のテストをするが、頚椎の異常はなさそう。
棘下筋と上腕三頭筋の状態が悪く、それで上腕神経に触っているものと判断。
棘下筋テープと上腕三頭筋テープを一緒にしたもの、上腕筋膜コレクションテープ、
そして、寝違いは左肩甲挙筋が原因と診立て、テーピング。
この3枚のテーピングですっかり楽になられた。
「もっと早く来たら良かった」と言われていたが、
今からでも完治するのにそう時間は掛からないものと想われる。
例の中学生、新たな発見
腰椎4番5番に、仙椎1番
かなり良くなってこられているのだが、時折右足外側にジーンとした痺れがあるとの事。
仙腸関節炎を前回まで疑っていたのだが、試しに右足の小指を検査してみると感覚が鈍く、触診してみると仙椎1番の神経圧迫もあった。
という訳で、仙椎1番もジェルフィッシュテープを貼付。
これで更に腰が楽になられた。
60代の女性、間欠跛行その他
5~6分歩くと腰が痺れてくるという、典型的な間欠跛行。
左股関節から膝上辺りまでの皮膚感覚がやはり鈍い。
ジェルフィッシュを貼ると感覚が戻り、歩行もしっかりするようになる。
その他のテーピングもし、本当にちゃんと歩けるようになって帰っていただきました。
「痺れに効果抜群!」 京都府京都市伏見区 楽水庵のホームページ