講習会にて
昨日の講習会に、8月末に初めて来院された時はほとんど歩けない・座ってもいられなかったKさんが参加。
皆さん床に直に座っていただいていたが、講習中にKさんが「私、以前ならこんな格好で座っていられませんでしたね」と一言。自分が「そうや、しんどかったら椅子に座っても良いよ、というの忘れてたわ」と言うと、「しんどくなったらそういうつもりでしたが、大丈夫です」と応えられた。
そして、少しKさんの体験談を皆さんにしてもらった。
本当に動けなかった時は自殺まで考えられていた方の言葉なので、他の方も真摯に聞いておられた。
「ヘルニアで最初は痺れで痛いぐらいでなんとかなっていたが、突然動けなかった」
「筋肉注射や鍼治療は一時元気にしてくれるが、それは問題を先送りにしているだけで、結局その場で元気になったツケは後で来る」
等々・・・
今日来られた腰痛のひどかった女性も筋肉注射や鍼について同様の事を言っておられた。やはり、腰椎や仙椎の神経圧迫を除去していくのが王道だと感じている。
昨日の講習会には滋賀経ボート部から2名参加してくれていた。
ボート部にも神経圧迫やヘルニアの選手が結構いる。
実践編で神経圧迫の貼り方を習得してくれ、是非とも部員に貼ってあげて、怪我人の軽減及びパフォーマンスアップを図ってほしい。