ヘルニアで感覚麻痺
痺れと感覚麻痺は紙一重です。
皮膚表面には電気が流れ、様々な情報を脳に信号を送ってます。
また、脳から指令が電流で送られてきます。
それによって我々はさまざまな感覚を得られるのです。
それが何かしらの事情で電気の流れが乱れると片や痺れになり、片や感覚麻痺になると思われます。
電気の流れが異常に多すぎたり少なすぎたりするのでしょう。
確かにピリピリ痺れたりするのは辛いですが、まだ感覚があります。
一番辛いのは感覚麻痺、これは筋肉を動かす指令も届かないので動かそうと思っても上手く動いてくれません。というか、力が入らないのです。
この方の場合、最初は臀部から脚の外側が張るというので、ヘルニアから来る坐骨神経痛と判断してテーピングしていました。
ところが、施術を重ねていくと右臀部から脚の外側にかけてが左に比べかなり皮膚感覚が鈍い事が判明。
腰の触診と脚の皮膚感覚をチェックしていくと、どうも腰椎右横突起の2番~5番までヘルニアの症状が出ていて、それが感覚麻痺を起こしているのでは、と判断。
全ての横突起にテーピングをしていくと感覚が戻りました。
確かにピリピリ痺れるのも辛いですが、こちらの方が深刻なのは間違いありません。
「痺れに効果抜群!」 京都府京都市伏見区 楽水庵のホームページ